5,280円
Qualsの為に満を持して登場したクオルス・スプマンテ!ロマーニャ地方の固有品種であるファモーゾ100%のスプマンテは、そのフルーティなブドウ品種のアロマを最大に生かすために「シャルマー方式」によって作られていますが、それと同時にクラッシック方式で得られるような、なるべく小さめで持続性のある泡を獲得できるよう、醸造課程においても最大限の工夫を重ねて作られている為に、フレッシュ&フルーティでキリッとしていながらも、泡がなめらかで大変飲み心地のよいものに仕上がっています。またスプマンテのタイプとしては「Extra Dry(エクストラ・ドライ)」で、アペリティーボのように、食事なしで飲む場合にもより飲みやすくなっています。スプマンテも現在いろいろありますが、まずファモーゾ種のスプマンテは希少価値でありQualsならではの逸品で、お客様にはその美味しさとめずらしさのコンビネーションでも驚いていただけるのではないでしょうか!特に同ロマーニャ州のCLAIのプロッシュット・サラミ類とのマリアージュは、まさにQualsで「イタリア」を満喫していただけるものでしょう。
5,280円
Qualsだけの為に仕込んだオリジナルワイン第2弾。SpinettaとQualsそれぞれのオーナーの想いを掛け合わせて「LucianoxTakanami」と命名されたシリーズで、シャルドネに次いで、今回はTrebbiano Romaglolo(トレッビアーノ・ロマニョーロ)。ロマーニャ地方の代表選手で、そのスッキリとしたシンプルな酸味が特徴。ただこの「LucianoxTakanami」に関しては、Qualsだけオリジナルワインということで、特に新潟産の繊細な魚介類の味をイメージし、それを生かすように酸味は残しながらも、よりサラッとデリケートに仕上げようと、約4か月間、樽(新樽ではない)に寝かせて、口当たりをまろやかにし、“さらっとスッキリ”のワインに仕上げています。トレッビアーノ・ロマニョーロはロマーニャを象徴するワイン、そして新潟と言えば新鮮で繊細な魚介類、まさに、それぞれの地域の宝のマリアージュをイメージしています。 そして、ラベルの魚のデザインは、もう一つのこの地域の宝である、有名なファエンツァ焼の陶器のデザインを採用しており、目からもお客様にアピールしやすくなっており、目でも楽しんでいただけることと思います。
4,180円
9月の初旬に収穫、ブドウはすべて手摘みで行う。黒ブドウから白ワインを製造するため、破砕は果皮より余分な成分を抽出させないように、ソフトプレスにて慎重に行う。酵母は選択酵母を利用。ステンレスタンクにて最低5か月以上の成熟期間を経たのち、ボトリングされる。イタリアを代表する有名な黒ブドウ品種サンジョヴェーゼから作られた白ワイン。元々家族所有のブドウ畑には白ワイン用の品種はなく、すべて黒ブドウであったのですが、ワイナリーとしての経営にはやはり白ワインも欲しいということから、2006年当時マルケ州で白ワイン醸造に関して名をとどろかせていたエノロゴ、ロベルト・ポテンティーニ氏とタッグを組み、赤ワインの品種から白ワインを作るという挑戦が始まりました。この試みに関しては周りからリスクが伴う大変な冒険であると批判的なことも言われましたが、結果はその懸念を払しょくする素晴らしい白ワイン作りに成功したのです。この勇気ある挑戦は、この土地で作られるブドウのポテンシャルを信じ、またそれだけの手間暇をかけてブドウを育てているという自負に裏付けられていたからこそ。このファットリア・コルモーネの成功をまねて、その後追随するワイナリーも現れたとか。白ワインならではのフレッシュ感はもちろんのこと、サンジョヴェーゼから醸造されているということで、そのボディには白ワインらしからぬ深みが感じられます。フレッシュなチーズはもちろん、セミハードのコクのあるチーズとのマリアージュは格別で、白身のお肉や、魚のグリル等とも相性はバッチリです。ちなみに、ワインの名前は言葉遊び(ダブル・ミーニング)から来ています。Moroというのは「黒っぽい」という意味があり、“黒ブドウで出来た白ワイン”となりますが、もう一つこの地方の方言で「桑の木」の意味もあるそうです。ファットリア・コルモーネのブドウ畑には、シンボルの1本の桑の木があります。そしてラベルにはその桑の木が描かれています。
5,280円
9月の初旬に収穫、ブドウはすべて手摘みで行う。黒ブドウから白ワインを製造するため、破砕は果皮より余分な成分を抽出させないように、ソフトプレスにて慎重に行う。酵母は選択酵母を利用。ステンレスタンクにて最低5か月以上の成熟期間を経たのち、ボトリングされる。国際的な黒ブドウ品種メルローから作られた白ワイン。同じくファットリア・コルモーネが手掛ける、サンジョヴェーゼ種から作る白ワイン「Bianco del Moro」と同様の経緯で、エノロゴ、ロベルト・ポテンティーニ氏とタッグを組み生まれた白ワイン。ファットリア・コルモーネのメルローのブドウ畑の環境(ミクロクリマ)は、そのポジションにおける風通し具合が驚くほど、本場ボルドーの優良ワイナリーに似ていると、ボルドーをよく知る専門家から太鼓判を押されたとのことでワイナリーの自慢にもなっています。ただし本当に小さな規模の畑なので、そこで大事に育まれたメルローから作るこの白ワインの生産量は年間3500本程と大変希少です。このワインは好ましいまろやかな酸味と同時に、ボディがしっかりと感じられ、魚介のカルパッチョ等、甘みを感じるシーフード、またクリーム系ソースのパスタとの相性は抜群で、フレッシュからセミハードまでの様々なチーズ、白身のお肉とのマリアージュも素晴らしいものがあります。そしてワインの名前は、このワイナリーお得意の言葉遊び(ダブル・ミーニング)から来ています。Il Merlo Albinoというのは「しろ(アルビノ)ツグミ」のことですが、Merlo(ツグミ)とMerlot(メルロー)をかけて、「白いメルロー」の意味にもなっています。ちなみにこのワインのラベルに描かれた、“まあるい”シンボルは、そのツグミの目をイメージしています。黒ブドウから作られた2種類の白ワインを、是非飲み比べしてみてはいかがでしょうか?クオルスならではのお楽しみです!
5,280円
Famoso(ファモーゾ)は「有名な」という意味。このブドウ品種は近年エミリア・ロマーニャ州で行われた「希少品種発掘プロジェクト」において再評価を得、2009年に正式に州指定品種として認可され、ようやく10周年を迎えたばかりです。しかし、その価値は年ごとに認められ、少しずつではありますが、名前の通り“ファモーゾ”になってきています。元々このブドウの歴史は大変古く、地元では食用としてメルカートに並んでおり、その記載は1437年の文献にまでさかのぼることが出来ますが、取扱量から見ても人気があったブドウだったことが分かります。このファモーゾから作るワインの魅力は何といってもそのアロマティックな芳香とフレッシュさ。中世の時代から人々に親しまれてきたブドウの風味がそのままワインにギュッと込められています。アペリティーボにはもちろん、香り豊かなフンギ(きのこ)のPIZZAなどにも最適な1本です。
5,280円
クオルスの“オリジナルワイン”にニューエントリーした1本。将来に向けどんどん進化させていこうとする思いが、次世代の象徴であるその名前に込められています。元々はTenuta Uccellinaの跡取り息子であるHermes(エルメス)の18歳の誕生日を記念して作られたワイン。その後ボローニャ大学の醸造学科に進んだ彼は、今年卒業を予定していますが、その学識を生かし、今後もこのワインをより進化させていく試みも既に計画されていて、年ごとのワインの成長がとても楽しみな将来有望の1本です。また限られた気象環境(霧の発生等)でないと繁殖しない貴腐菌を利用し、ブドウの糖度を上げているので、トレッビアーノ種とは思えないアルコール度数が高いしっかりとした面白い白ワインに仕上がっています。熟成チーズはもちろん、うなぎ等の脂がのった魚料理と相性は抜群です。
4,180円
10月の初旬に収穫、ブドウはすべて手摘みで行う。マセラシオン(醸し)には15日間程かけ1日に5回の攪拌作業を行い果皮からの成分を十分に抽出。熟成にはこだわりをもって選んだ2600~3000リットルのフランスAllier産のオーク素材の大樽(ミディアムトーストしたもの、していないものを組み合わせて)約18か月かけて熟成させる。Fattoria Colmoneを代表するこの赤ワインは「I Terreni di San Severino Moro(イ・テッレーニ・ディ・サンセヴェリーノ・モーロ)」というイタリアで一番小さい規模のDOCワインですが、現在の生産者は、なんとこのワイナリーのみの為、このCiacco da Colmoneが唯一のDOC認定ワインという大変貴重なものです。また生産量も1万本に満たない上に、海外からの引き合いが多いために、イタリア内でもこのオーナー家族が経営するリストランテ「Da Piero(ダ・ピエロ)」以外では、なかなか飲めない1本です。またエティハド航空のファーストクラスのワインとして採用されたという名誉ある実績もあります。日本には初お目見えで、もちろんクオルスでしか味わえません。そしてその味わいですが、ストラクチャーがしっかりとしていて複雑かつスパイシーでもありますが、パワフルというよりはエレガントで、この上品な仕上がりは、こだわりの樽選びの賜物とも言えるでしょう。外国人にも多くのファンがいるのが納得です。熟成タイプのチーズから赤身肉の煮込み料理やジビエまで、しっかりとした内容のお料理との素晴らしいマリアージュが楽しめます。現オーナーのジョヴァンニさんとは、クオルスがイタリア中部地震の被災者の為に行ったチャリティー・ディナーでの出会いがきっかけで、ご縁が結ばれました。クオルスのイタリアへの思いが実を結び、そして日本のお客様へこの貴重なワインを提供できるという形で花が開いたのです。
5,280円
このワインの特徴として、「軽からず、重からず、苦からず、渋からず」と言われるように、均整がとれた飲みやすさから、幅広いピアットに合わせ易く重宝します。また、例えばBardolinoと比べた場合、同じようなブドウを使っていますが、よりしっかりとした重めのピアットにも合わせられます。
5,280円
クオルス初登場となるDolcetto(ドルチェット) 。このワインは地元ピエモンテの人々が長年親しんできた地元では家庭の食卓で最もテーブルに上る人気のディリーワインです。フルーティで酸味が少なめながらふくよかな味わいで、飽きが来ない。気軽にどの料理にも合わせられるのが特徴。ピエモンテが生んだ業界の巨星でもある、あのアンジェロ・ガイヤ氏が「もし無人島にワインを1本だけ持っていけるとしたらどのワイン?」の質問に対して「ドルチェット」と答えた話は知られており、そのオールマイティさを物語っています。ただこの「ドルチェット」という名前、“ドルチェ”に通じるので、甘口のワインを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、ワインはしっかりSecco(辛口)です。酸味が少ないという意味から甘い(dolce)と呼ばれたとの説もありますが、地元の方言では“ブドウ畑の一番高い日当たりの良い場所”のことを差し、元来そこで栽培されたブドウであるという意味があるそうです。幅広いメニューにこれ1本で合わせられとても使いやすく、万人好みのお薦めしやすいワインの代表です。
6,380円
アルネイスは、ピエモンテの固有品種であり、またの名を“ネッビオーロ・ビアンコ”と言い、1980年代の“復活劇”により、今ではこの地域を代表するピエモンテらしいエレガントな白ワインになっています。我々ワイナリーを代表するワインでもあり、Marroneファミリーの三人娘にちなみ、ピエモンテ方言で「三人姉妹」という意味の名前「トレ・フィエ」が付けられています。
6,380円
Qualsだけの為に仕込んだオリジナルワイン。SpinettaとQualsそれぞれのオーナーの想いを掛け合わせて「LucianoxTakanami」と命名されました。樽香が効いたシャルドネはファンの多いワインのひとつですが、時には個性が強くなり、合わせられるメニューの幅を狭くしてしまう場合もあります。このワインは樽香が効いたワインの長所を十分に残しつつ、個性的すぎず、食事に合わせやすいQualsならではのシャルドネをイメージして、Lucianoが仕上げました。香りもコクもしっかりありますが、後味もすっきりしており、食事のお供としてぴったりです。そして個性的なラベルは、地元が世界的に有名な陶器の町FAENZA(ファエンツァ)であるということから、そのファエンツァの雰囲気も一緒にお送りしたいとの気持ちを込めて、有名なファエンツァ焼の職人工房(Bottega Vignoli)が所有する陶器のデザインを採用しており、ボトルを眺めながらファエンツァに想いを馳せていただきたいという願いも込められています。
6,380円
Carricante (カッリカンテ)、 Cataratto (カタラット)、Grecanico(グレカニコ) 、 Minnella bianca(ミンネッラ・ビアンカ)のブレンドワインで、いずれもエトナ地方の土着品種。代表的なカッリカンテやカタラットの他、ミンネッラ・ビアンカという、白ブドウとしてはエトナの最古の土着品種とされていているブドウも含まれ、正にエトナを体現するワインで、フィリッポ・グラッソでも“守り続ける伝統的なエトナワイン”と位置付けられています。この「カッリコ68.8」というちょっと変わったネーミングですが、これは昔エトナ地方で使われていた「積み荷」の単位。ロバが背負える積み荷の一単位が「Carrico(カッリコ)」と呼ばれており、それは「68.8リットル」のワインに相当したそうです。その1カッリコを背負って、当時ロバは港に運び、そこからエトナのワインが各地に船で運ばれていったという伝統が、このワインの名前となって受け継がれているのです。エトナの火山岩土壌の恵みをたっぷりと受けたミネラリーでコクのある典型的な白ワインは、ペコリーノチーズや卵料理、また魚介のフリットとの相性は抜群です。
6,380円
収穫作業は、10月の中旬に手作業で行われ、第一の発酵作業を行います。その後、翌年の2月に「アマローネ」や「レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ」を作るのに使用したパッシートしたブドウの果皮(絞り粕)を、もう一度このワインに漬けこみ、第二の発酵作業を行うという特殊な方法を用いています。この第二の発酵作業により、さらに力強いボディと色合いとポリフェノールの各成分、そして高いアルコール度を得ます。その後、オークの大樽で熟成。この方法で作られたものを「Ripasso」と呼びます。
6,380円
まろやかなタンニンを持ち、色々なぶどうの香りを楽しめる赤ワイン
5,280円
パッシオーネは、この地方の土着品種・固有品種3種を用いて作られた、まさにこのLANGEのテリトリーを体現したワインと言えます。また、我々のこれまでの経験と技術と、そして最大の“パッシオーネ(情熱)”を注いで造り上げたこのワインは、我々ファミリーを体現するワインでもあるのです。
5,280円
ビオ・ディナミのこだわりの生産者GRADIZZOLOが、自ら一押しする自信作。イタリアでもこの"Negrettino"というブドウ品種は、現在このGRADIZZOLOのブドウ畑でのみ栽培されているだけです。つまりイタリアでもここだけ、ということは世界で唯一ということになり、まさにGRADIZZOLOだけのオリジナルワイン。このブドウの起源は知られていませんが、栽培が難しく手間がかかることから、徐々に絶滅種になっていったものと言われていますが、それを救って見事に復活させたのが、GRADIZZOLOのアントニオさん。“手間をかける”ということを惜しまないのが、このワイナリーの真骨頂です。ビオ・ディナミも正にこの非常に手間がかかる農法。このブドウの「Negretthino」という名前は、その色が大変濃く、まさに“黒ブドウ”といったその様子であるため「Negro」(黒人の意味)からつけられたとのことです。そしてこのワインの特徴である、プルーンやいちじく、ブルベリーを思わせるいわゆる熟成した果実達の香り、そしてそのやわらかな味わいの中に、驚くほどしっかりとしたタンニンの存在感、しかも「まろやかなタンニン」とでも言いたくなるような好ましい味わいは、この色素が豊富な果皮をもつこのブドウの特徴と、それを最大限にいかしたGradizzoloの醸造技術の賜物と言えるでしょう。年間3000本程の生産量の希少なワインが、いよいよQualsに登場です!
6,380円
“エトナ山(ヨーロッパ最大の活火山)のワイン”は、その質の飛躍的な向上から、ここ10年で評価がぐっと上がり、注目を浴びたワインです。その火山性土壌で栽培されるNerello Mascalese (ネレッロ・マスカレーゼ)に、Nerello Mantellato(ネレッロ・マンテッラート), Nerello Capuccio(ネレッロ・カプッチョ)といったシチリアの土着品種/固有品種であるブドウから出来るこのワインは、そのミネラル塩の豊富さからくるコクが特徴的ですが、それと同時に火山性土壌であることからくるタバコやカカオなどの様な風味は、エトナ山の土壌をダイレクトに感じられるもので、熟成時にその内壁面に焼き目を付けた樽などを利用した場合に得られる風味とはその力強さが違います。ということで、このワインの熟成には木樽は使っておらず、ステンレスタンクのみでの醸造でありながら、深みがありながらすっきりとした、エレガントなワインに仕上がっています。またその色合いの美しさは、Nerello Mascalese に、すこし色味の薄いNerello Capuccioを加えることで、暗い濃いめの色ではなく、正に宝石のルビーを思わせる色合いに仕上げています。
7,480円
このワインも年間生産本数3,000本という貴重なもの。ブドウの木は、平均年齢約50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(VieilleVignes)の域に入るものです。古木になってくると実の付き方が少なくなり、一つ一つのブドウの実への太陽の光が当たりやすく、また養分の行き当たりもよいことから、若木に比べてクオリティーが高いものとされています。現在では剪定によっても調整が行われたりもしますが、やはりグラディッツォーロらしい"自然の剪定"がされたブドウの木から出来たワインと言えるでしょう。ただしブドウの木を40年50年と良い状態で保つためのケア、その為の人の努力は必要で、ビオディナミ実践のグラディッツオーロの得意とするところです。またGAROの畑は、この土地に典型的な片岩を多く含む痩せた低温の土地で、その特徴と古木である特徴が融和して、このワインに特筆すべき”エレガント”な風味と”乾いた”という表現がぴったりのドライ感を与えています。その特徴から、例えばトリッパの煮込みなどと合わせると、そのぬるっとした感じと、ワインの乾いた感じが見事に調和して、すばらしいマリアージュになります。
7,480円
Bursonは、ロンガネージ種100%で作られていますが、このブドウは、ここラヴェンナ県バーニャカヴァッロ地域の固有品種です。たった1本、しかも野生の状態だったこのブドウの木の不思議な力を直感的に見出し、接ぎ木を始めてワイン用のブドウとして再生させた、発見者のアントニオ・ロンガネージ氏の名前を取って名付けられています。たった1本残っていたブドウの木がなければ、この偉大なワインBursonは、生まれていませんでした。きっとワインの神様によって生かされ続けていた最後の1本のブドウの木だったに違いありません。このBursonは、その他数々の不思議なめぐり合わせによって誕生しています。きっとワインの神様に選ばれたものなのでしょう。
7,480円
“レチョート”とは、ヴェネト方言で「耳」を意味し、ブドウの房の耳(肩)と呼ばれている部分は日当たりが良くブドウの糖分が高く、その部分を使って作っていたワインであることから名付けられました。またもう一方では「耳」程の硬さになるまで、ブドウをパッシートさせるからとも伝えられています。いずれにせよその歴史は古代にまで遡り、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスの妃リヴィアが愛飲していたそうです。 また「偉大なるワイン」アマローネは、このワインを作る過程から誕生したと伝えられており、“アマローネの生みの母”でもあるのです。 深いガーネットの色を持ち、熟した果実やスパイスの香り、そして奥深い甘みの味わいの中に、甘草やビターチョコレートの様なほろ苦さのニュアンスが心地よく感じられ、デザートワインとしては、そのままでも十分満喫できますが、やはりドルチェとのマリアージュでその味わいは更に高まります。特にスパイスが効いた焼き菓子等とのマリアージュでは、まさに至福のひとときをお過ごしいただけることでしょう!
7,480円
キアンティ・クラッシコの、ブドウ畑がまるで波のようにうねって広がっている美しい丘陵地帯、いわゆる”丘の海”に約8ヘクタールの自社畑を持つSanVincentiのオーナー・ロベルトさんは、約30年前この絶景に一目ぼれしてこのワイナリーを購入したという人で、その愛着のある畑を、毎朝歩いて回り、毎日ブドウに語りかけ、その健康状態や成長具合をチェックするのが日課。ブドウ畑は、うねって緩やかな高低差があり、一区画の中にも、このキアンティ・クラッシコ地域の特徴でもある泥灰土が薄く何層にもなった土壌(ガレストロ)と、泥灰岩を含む土壌がミックスされており、これらの二つの土壌は日中と夜間との温度差に差が出るため、ブドウの糖度を同じようにあげる為に、ガレストロ土壌の方はブドウの間引きや葉の剪定をひんぱんに行うなど、すべて観察と手作業により手をかけたブドウを育成を行っています。またこれらの土壌から収穫されるブドウを一緒にして醸造することで、ワインの高貴な風味や味わいに複雑性を増し、独特なミネラル感を与えてくれます。オーナー曰く日々のブドウとの語らいと、ブドウへの情熱が、このエレガントなキアンティ・クラッシコを生むのだそう。日本でこのワインを味わうお客様には、この素晴らしいキアンティ・クラッシコの風景のイメージも是非一緒に伝えてあげて下さい!ちなみにキアンティ・クラッシコDOCGは、元来の”キアンティ・ワイン”のオリジナル産地で、後にそこから生産範囲が拡大されていったキアンティDOCGと一線を画し、近年は特に、より長期熟成型のワインを作っていくことで、その独自性を強調しています。そしてその商標はお馴染みの「黒い雄鶏」(GalloNero)です。
8,580円
10月中旬頃の遅い収穫(Vendemmia tardiva)で、ブドウはすべて手摘みで行う。マセラシオン(醸し)は、果皮に十分なポリフェノール成分(特にタンニン)が含まれているため、あえて攪拌作業は行わず25日~40日間をかけて、25~28℃の温度調節をしながら有効成分をじっくりと抽出。発酵&熟成はまず500リットル樽で6か月、その後2500リットルの大樽で18か月(それぞれオーク素材)、さらに昔ながらのセメントタンクで12か月、最後に最低1年の瓶内熟成を経て、ようやく市場デビューとなる。ウンブリアを代表する偉大な赤ワインであるモンテファルコ・サグランティーノは、とにかくパワフルで長命。収穫年から10~15年後に飲み頃のピークを迎え、30年以上の長期熟成に耐え得るワインと言われますが、その秘密は、サグランティーノというこの土着品種の最大の特徴であるポリフェノールの含有量の豊富さにあります。そのため色素も多く濃いザクロ色をしており、また何よりタンニンの強さが際立っています。しかしただ力強いだけでなく繊細さも合わせ持つこの品種の長所を最大限に生かすように、生産者側としては突出した要素をうまく調和させてバランスよく仕上げる様に知恵を絞ってきた歴史があるのですが、このAntonelliのサグランティーノは、その理想的なワインに仕上がっています。ワイナリーとしてのAntonelliの歴史も古く1881年に弁護士をしていたフランチェスコ・アントネッリ(現オーナーフィリッポさんの先祖)が、それまでスポレートの大司教の所有であったSan Marcoと呼ばれるこの農場地一帯を購入して引き継いだ時から始まっています。その時以来長きに渡り辛抱強くより良いサグランティーノ作りを積み上げてきた結晶として“Tannino Dolce”(甘いタンニン)と表現される程まろやかな口当たりを実現し、力強さと繊細さの両方をそなえたエレガントなワインになっています。サグランティーノの印象が変わるかもしれない興味深い1本です。
9,680円
クオルス初登場となるバルバレスコ。同じく単一でNebbiolo(ネッビオーロ)種から造るバローロが「ワインの王様」と呼ばれているのに対し、バルバレスコは「ピエモンテワインの女王」「バローロの弟」とも称されますが、「女王」の方がしっくりとくる優美なワインです。力強さはありますがバローロに比べると口当たりの柔らかさが感じられ、余韻にはドライフラワーを思わせるエレガントさが広がります。同じMarroneの手によるネッビオーロでありながら、ミクロクリマの違いを感じることが出来るバローロとの飲み比べもお客様に楽しんでいただくことが出来ますので、是非お薦めしてみて下さい。ただバルバレスコがいくら女性的と言っても、しっかりとした骨格をもった重厚なワインであることには変わりません。こちらも20年以上の長期熟成にも耐えられます。ジビエを始め肉料理の煮込み等のお料理にはもちろんですが、このワインは郷土料理のバーニャ・カウダのようなオイル・フォンデュ系とも相性が良いです。
9,680円
イタリアを代表し「Grandissimo vino=偉大なるワイン」の名を欲しいままにするアマローネ、満を持してQualsにいよいよ登場!偉大なワインと呼ばれる所以は、他のワインを圧倒するその構築性の豊かさと力強さ。この複雑な構築性は、コルビーナ、コルビノーネ、ロンディネッラというヴァルポリチェッラ地域の土着品種のブドウの、それぞれの特徴と長所が混然一体となった絶妙なコンビネーションと、その独特な醸造法から生まれるものです。アマローネの誕生は「偶然の賜物」と言われており、“レチョート”というパッシート(陰干し乾燥させて糖分を凝縮させた)ブドウで作る甘口ワインの醸造過程で、うっかりと発酵を止める作業を忘れてしまい、通常は糖分を残して甘味の残るワインにするところ、すべての糖分をアルコール発酵させてしまったために、甘口ではない超辛口の、しかもあまりにも素晴らしいワインが出来上がったと伝えられています。イタリアのみならず世界でも偉大なワインと認識されているこのワインが「うっかり」から生まれたとは何ともイタリアらしいお話です。生産者のCorte San Benedettoのアマローネの実力は、様々な名声あるコンクールでの歴年の受賞歴でも証明されており、例えば今回入荷の2007年ビンテージの場合、「Decanter World Wine Awards 」で銅メダル、「Mundus Vini」で 金メダル、「 Vinitaly International Wine Competition」 では銅メダルを獲得しています。日本初上陸のアマローネです。Quals各店で是非ご堪能下さい!
10,780円
Famiglia Marroneが「我がファミリーとその歴史を体現するワイン」と言ってはばからないのがこのバローロです。近年、制度的にも整えられ単一区画(いわゆる“クリュ”)の名を加えたバローロも多く出ており、人気も高まっています。Marroneも2バージョン出していますが、基本(ベース)はやはりこの1本。Castiglione FallettoとLa Morra地区の所有畑で育てられた個性が違うブドウを、最大の知識と理解をもってそれぞれを生かし、最高のブレンドに仕上げることに、創業時より4世代に渡って樽のより良い活用法も含め、常に取り組み続けそして情熱を傾けてきたとのこと。そしてこれは本来のバローロ造りの伝統でもあるのです。それぞれの土壌の性質からLa Morra地区のまろやかなワインに成熟し、他方では力強いスパイシーなワインに仕上がるとも言われていますが、このワインはそれぞれの長所が合わさったように、エレガントで深みのある重厚なものに仕上がっています。20年以上の長期熟成が可能で瓶内でも熟成が進んでいきますので、年毎に味わい比べをするにも楽しみな偉大な1本です。
※価格は総額表示です。