新入港ワインのご紹介 “アル・ブリンディジ”

ブルソン・ネーラと同様にセレクトされたブドウだけをパッシートさせたLonganesiと、MalboGentileをそれぞれ発酵作業を経て、アッセンブラージュ(ブレンド)した後、トノー(500L)の木樽の中で最低18ヶ月熟成させ、さらに瓶内洗練を12か月程行います。ブドウの出来が合格ではない年は生産はしません。
直輸入価格 ボトル¥6,090
生産地:エミリア・ロマーニャ州 ラヴェンナ
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“AlBrindisi”は、エステ家のお城で有名なFERRARA(フェッラーラ)に現存するエノテカのオーナーのアイディアから生まれたワインです。地元でも名のあるワインの権威者でもちろんソムリエでもあるオーナー自身がブルソン(ロンガネージ種)エティケッタ・ネーラのポテンシャルを積極的に信じ、またロマーニャの地方の土着品種の面白さに目をつけてアイディアを出し、更なるオリジナリティと更なる飲みやすさを追及して作られた、このお店のオリジナルワインとして、エノテカの名前をそのままワイン名として冠して誕生したものです。そしてこの“AlBrindisi” というエノテカ、実は1435年の創業が史実としても残っている「世
界で一番古いオステリア」として知られている伝説的なお店でもあり、イタリアのTVのクイズ番組で問題として出てきたりする、正にイタリアの歴史を語れるお店です。15世紀当時には“酔っぱらい亭”とでも言うような親しみを込めた名前で知られていて、当時エステ家に仕えていた有名な喜劇作家ルドヴィーコ・アリオストが書いた喜劇の中にも出てきています。そんなお店から生まれ、飲まれているイタリアワインを日本の皆様にご紹介できるのはQuals Ristoranteならではです。