ブルネッロ銘醸地 モンタルチーノへ(ワイン商談報告 第二弾)

お昼を過ぎたら『今晩行くから、ブルネッロ開けておいて。。。』ブルネッロもそんなワインなんです。
2010年2月3日、ボローニャからフィレンツェへ移動、途中高速道路40台の玉突き事故で、ボルゲリに行くかモンタルチーノに行くか、どちらかの選択を迫られた。
お客様にスーパートスカーナを探しに行く、と約束していた。。。。考えに考え抜いた末、モンタルチーノに賭けた。
結果、その選択も大成功!大当たりだった。その訳をご紹介します。
コーディネーター小関さんが、
『今、渋滞中。何時に着くか分からない。』と先方に連絡。
『来てくれるなら、いつまでも待っている。』とのこと。
モンタルチーノの待ち合わせ場所のガソリンスタンドに午後3:00到着、午前9時からそこで待っていてくれていた。感服の想いを抱かせられた。
ブルネッロの名手 AZIENDA AGRICOLA BOLSIGNANO
www.bolsignano.com
買い付け本数:BRUNELLO DI MONTALCINO 2003 500本
オーナーElisabetta Ruegniさん。
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モンタルチーノ村を眼前に。
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ブルネッロ村南南西に位置するワイナリー、ワイン畑が広がる風景を下って山道を降りたところにある小さな小さなワイナリー。
先代までは自家消費分だけ。Elisabettaさんが初めて世に送り出した。
木樽はフランス製、オーストリア製。年間600Lオリーブオイルも生産している。
姉妹にワイン造りに関する哲学を聞いたところ、「親から受け継いだ手法を継承して、BRUNELLO種にこだわったワイン造りをしていきたい。その他の品種やバリック樽での熟成を今後するつもりはない。」とのこと。
【ブルネッロの畑】
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記念に欲しいと“物貰い運”を試したが、『NO!』と言われた手書きのタイル看板。
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昔はここに住み、モンタルチーノまで車で30分かけて学校へ通っていたそう。確かに住むには何も無さ過ぎる。。。一面ブドウ畑が広がる。
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このカンティーナは昔牛小屋として使用していたために天井が極めて低い。よって背の高いタンクが設置できず、すべて特注の背の低いタンク。
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より高品質のワインを醸造するために特注で製作した1次発酵用の木製の樽タンク。
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ティスティングが行なわれたトスカーナの田園風景に溶け込む建物と井戸。
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木箱の蓋に直筆サインをせがんで。
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