メルロー求めてボローニャの丘へ(ワイン商談報告 第三弾)

農学博士が造るワイナリー CANTINA OGNIBENE
www.gradizzolo.it
買付け本数:メルロー300本、バルベーラ300本
Colli Bolonesi=ボローニャの丘を目指したのは、日本でサンプルをティスティングし、『濃すぎるぐらい濃いメルローだなぁ。けど、うちの女性のお客様は間違いなく大好きだろう。』とバローロ村の後、高速を4時間飛ばして夜8:00に着いた“カンティーナ・オニベーネ”でした。
ここへは明るいうちに着く予定で、オーナー オニベーネ氏(農学博士)も待ちわびてくれていた。
ここの最大の特徴は、ビオディナミ(有機栽培)方法による土壌造り。ワインは畑で造られる。という哲学を持ち、イタリア各地で農法セミナーで引っ張りだこのオニベーネ氏。
こちらのカンティーナも本当に小さいが、“ただのワイナリーじゃない感”をゾクゾクと感じながら見学。
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中樽からフレンチオークの小樽へ。大きな道具、立派な設備はほとんど無い。オニベーネ氏曰く『ブドウに生き生きとしたパワーがある。最新設備よりもブドウ造りが大切だ』と。
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ここで夕食を兼ねてティスティングを行ないました。メルローとバルベーラの2種類、両方とももの凄く味が濃くて、色も濃い、香りも強い、オニベーネ氏のワイン造りの方向性を感じられるものでした。
食後に振舞われたバルベーラに香草を漬け込んで造られる“バルベーラ・キナ”と重たいチョコレートケーキ。その組み合わせはいうまでもなく絶品でした。
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