モデナ伝統的製法によるバルサミコ酢樽 オーナー所有権の販売について

(アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ・ディ・モデナABTM)

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【目的】

イタリア食文化を広めるクオルス株式会社は、アフターコロナにおける新しいサービス提供を始めます。

モデナの取引先であるACETAIA CASELLIアチェッタイア・カゼッリ(代表 シモーネ・カゼッリ)をバックアップし、正しいバルサミコ酢の価値、知識を顧客へ広め、日本とイタリアの親交と信頼関係をより深めることを目的とする事業です。

【伝統的製法によるバルサミコ酢とは?】

元来モデナ人の間で、バルサミコ酢樽を所有するのは、貴族や土地の有力者など余裕のある階級の人々で代々受け継がれてきたものであり、その樽を所有することはステータスシンボルです。また、製造するためのライセンスも選ばれた者にしか与えられないという事実もあろう。ちなみにバルサミコ酢工房はイタリア語でアチェタイアACCETAIAと名乗れます。

現代において、バルサミコ酢という名前で生産されているうち、伝統的製法で造られるバルサミコ酢はわずか0.01%にとどまり、その製法を守り造る人たちが限られているともいえるかなり希少価値が高いものです。

モデナにおける昔ながらの伝統製法で12年間分の葡萄の味わいや規定の5樽(トネリコ、桜、樫、桑など)を使用し、樽から樽へモストコット(葡萄液)を12年間移し替えながら、その味わいに複雑味と深みを加え出来上がるバルサミコ酢。

その昔、子供が生まれれば、各家庭で仕込み、女性であれば嫁ぐときに持たせたと言われるロマンも現代に受け継がれています。

【サービス概要】

  1. 規定のバルサミコ酢樽を5樽1セットでオーナー所有権販売する。
  2. 葡萄栽培、収穫、圧搾、醸造、醸成、醸造を一連の作業を行い、酢酸発酵、熟成管理を行う。
  3. 12年間を通じ、毎年上記2.の作業を繰り返し、毎年2月に樽から樽へのモストコットの移し替え作業を行う。
  4. 上記の5樽を熟成管理、保管を行う。
  5. 12年熟成を経て出来上がる伝統的製法によるバルサミコ酢を瓶詰し、製品として提供する。所有樽のバルサミコ酢(一樽につき約1リットル分)。
  6. 以降、5樽における2.の作業を繰り返し、熟成管理、保管を行い、第二回目である25年熟成(エクストラ・ヴェッキアEXTRA VECCHIA25Anni)の製品としてサービス提供する。所有樽のバルサミコ酢(一樽につき約1リットル分)。
  7. 更に作業を繰り返し、50年熟成(EXTRA VECCHIA50Anni)、それ以上に至るサービスを維持継続できるサービスを提供する。
  8. その他

●所有権利証の発行、焼き印製作サービス

●モデナをメインとした所有樽見学ツアーの開催

●動画配信サービスなど

●時代を考慮したサービスをその都度提供していく

詳細については、8月を目途にホームページ等で公表させていただきますので、楽しみにお待ちくださいませ。